2017年、日本中を席巻した「このハゲー!」という暴言。

自民党(当時)の豊田真由子議員が、秘書(ズラ)を罵倒したもので、その音声が週刊誌によって暴かれたのは記憶に新しいところです。
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そんな忌々しい記憶も薄れてきた今日このごろ、再び豊田真由子氏に脚光が集まっています。それはなんと、「NHKをぶっ壊す!」でお馴染み、NHKから国民を守る党(N国党)が、参院埼玉選挙区補欠選挙に出馬を打診していたというのです。

ハゲはぶっ壊さないで!

NHKから国民を守る党といえば、YouTubeを駆使し、議席を伸ばすためなら手段を選ばないクレバーな集団。丸山穂高議員や渡辺喜美議員など、政界の爪弾き者を仲間に引き入れ、着々と勢力を拡大しています。

そんな立花党首が目をつけたのが、埼玉選挙区の補欠選挙。すでに埼玉県にはN国党の市議会議員も存在し、有力な候補が出ない今回の補欠選挙を勝機と捉えた立花氏。「このハゲー!」で知名度抜群の豊田真由子氏に白羽の矢を立てたというわけです。

しかし、豊田真由子氏は前向きな返答を拒否。そうですよね、全国3000万の薄毛有権者を敵に回したわけですから、そうそう政界復帰されては困るわけです。

そこで立花党首は参議院議員を辞職。6年続けられる既得権益を捨て、選挙に打って出ることになりました。立花氏が辞職しても、議席はN国内で回せますので党としての議席は減らず、埼玉で選挙に勝てば議席を伸ばせるというわけです。

これを無謀と捉えるか、果敢な挑戦と捉えるか。立花代表は薄毛ではないのでシンパシーは感じませんが、政治も令和になって変化を迫られているなと感じます。

デイリー新潮の記事によると、豊田真由子氏は福祉の仕事に従事しており、政界復帰は考えていないとのこと。きっとツルピカのおじいちゃんに優しくしてあげていることでしょう。

それにしてもこの選挙、一気に目が離せなくなってきました。果たして、埼玉県民の民意はいかに…。

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