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「献血にご協力お願いします!」

街を歩いていると、献血の呼び込みを目にすることってありますよね。

先日、ハゲルヤ編集部員の私も、たまにはいい事でもしようかと献血に参加して来たのですが、そこには悲劇が待ち構えていました。

AGA治療薬を飲んでるやつの血はいらない

久しぶりの献血だったのですが、献血手帳の暗証番号がさっぱりわからなくなっていたり、登録の住所が古かったりしたので手続きを進めつつ、海外への渡航経験や手術歴なんかのアンケートに答えていきます。

スポーツドリンクを渡され、水分補給しつつ問診へ。女医さんがいろいろと質問してきます。
「体調はいかがですか?」
ハ「問題ありません」

「最後に食事を摂ったのは?」
ハ「2時間くらい前ですかね」

「飲まれているお薬はありますか?」
ハ「薄毛なんでプロペシアを飲んでます」
「……プロペシア?」

顔色が変わる先生。分厚いファイルを取り出し、プロペシアと書かれたページを差し出します。

「大変申し訳ありませんが、プロペシアを飲んでいる方は献血できません」
ハ「えっ!そうなんですか!」
「そうなんです。せっかく来ていただいたのに申し訳ありません」

ハ「フサフサになったらまたきます…」

こいつハゲの薬飲んでるから献血NG的なことを記入されたファイルを係員に渡し帰ろうとすると、個人記録の上書きが必要らしく、その間、他の献血済みの方々と同じ休憩スペースに通され、意味の無くなったスポーツドリンクをチビチビと飲んでおりました。

ハ「ハゲ治療の間は献血できないのか…」

窓の外を遠く眺めていると、血も抜いていないのに、献血した人と同じ粗品を渡され、後ろめたい気持ちで献血会場をあとにしました。

プロペシア服用者が献血NGなワケ

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ではなぜ、プロペシアを飲んでいる人の血は献血に適さないのでしょうか。

プロペシアとはAGAの代表的な治療薬の一つで、フィナステリドという有効成分が含まれています。抜け毛の原因になる悪玉男性ホルモン、ジヒドロテストステロンの生成を阻害する作用(テストステロンと5αリダクターゼの結合を防ぐ)を持っており、これにより抜け毛が減るというわけです。

我々成人男性にとって、ジヒドロテストステロンは悪玉なのですが、このホルモンが必要な時期もあります。それは、お母さんのお腹の中にいる男子の胎児です。
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妊娠中の女性がプロペシアを絶対に服用してはいけないというのはこのせいで、ホルモンの影響が胎児の成長に大きく関わるため、プロペシアが含まれている血液を輸血してしまうと、胎児への悪影響が懸念されます。

そのため、AGA治療でプロペシアを飲んでいる我々は、献血することができないのです。

あらためて日本赤十字社のホームページを見てみると…。
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しっかりと書かれていました!

不勉強ですみませんでした。これから生まれてくる小さな命が、フサフサになってモテたいという邪心で危険にさらされるところだったとは。

プロペシアのジェネリック、フィンペシアを飲み始めて3年。一番のショックでした。



「俺はスキンヘッドでいくんだ!」という同士の皆さん、我々の分までぜひ献血をよろしくお願いいたします。

そしてプロペシアやフィンペシアを飲んでいる同士の皆さん、服用をやめて一ヶ月経てば献血できるそうですから、一日も早くフサフサになって、再び献血に行けるようお互い頑張りましょう!

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