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ハゲルヤ世代の野球部のイメージといえば、やっぱりアレですよね。そう、丸刈りです。

由来は「伝統」「気合い」「礼儀」「強豪校もやってるから」「ヘルメットがかぶりやすい」など、諸説あるとは思いますが、ヤンチャ盛りの中高生には正直なところ不評だったのではないでしょうか。

そんな野球部の丸刈りを辞める学校が近年増えています。代表的なのが慶応高校の野球部。自由な校風で知られる慶應高校では昔から髪型は自由。もちろん自主的に丸刈りにする選手もいるそうですが、それは中学校やリトルリーグ時代に丸刈りだった選手が主。

監督も「伝統だからとか、みんなそうだからみたいな理由で坊主にしているとしたら、高校野球の発展を考えると残念ですね」と文春オンラインの記事で語っています。

また、高知県中学校体育連盟・軟式野球専門部では今年3月に「髪型自由」とすることを採択。組織的に脱・丸刈りをはかっています。これまでも丸刈りを強制する規則などはなかったそうですが、「暗黙の了解」で結局丸刈りにされていたため、公式に髪型自由としたそうです。

丸刈りは野球をやりたい中学生にとって「入部の妨げになっている」という指摘もあり、少子化のすすむなか、競技人口を確保するためにも自由化は必然なのかもしれません。

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今年から「脱・丸刈り」を進めているのが春・夏の甲子園に通算8度出場している「新潟明訓高校」。こちらも県内での競技人口の減少がきっかけとなり、よりよい選手を集めるために髪型を自由としました。選手達もこの取り組みについては「最高」と大喜び。

一方で「髪を伸ばした面で礼儀正しくなったと思う」「髪を伸ばしたから弱いとかそういうレッテルをなくしたい」と意識改革にもつながっているとFNNは報じています。

新潟明訓高校の総監督は県高野連の専務理事を務めた島田修氏。一見伝統を重んじそうな経歴ですが、「いい方向に考えていい形になるよう努力してくれればいい」と、この取り組みについても前向きです。

いまやプロは髪型自由ですし、実力と髪型は関係ないのは明らかなので、球児たちが楽しんで活動できるよう、大人達がサポートしていくのはいい流れに感じます。いずれは甲子園もフッサフサな大会になるのでしょうか。楽しみです。

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