ハゲルヤではこれまでハゲ予防が期待できる食品として雑穀米やブロッコリーなどを紹介してきました。確かにこうした食品を摂取することでハゲ予防の効果は期待できますが、一方で摂取することでハゲに近づく食品もあります。

いくらハゲ予防食品を食べていても、ハゲに悪い食品を食べていたら、努力も台無しになってしまいますね。

今回ハゲルヤ編集部が警鐘を鳴らしたいのが揚げ物

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唐揚げ、コロッケ、メンチカツ、とんかつ、天ぷら、フライドポテト…みんなが大好きな食べ物ばかりですが、こうした揚げ物は頭髪にダメージを与えるといいます。

その理由は酸化した油が体内に取り込まれると、活性酵素が大量発生することにあります。活性酸素によって頭皮の血管や毛母細胞がダメージを受けるわけです。

揚げ物はカロリーも脂質も高いのでダイエット中の人が気をつけるべき食品ですが、薄毛の我々も気をつけなければいけない食品というわけです。

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さらには、揚げ物に限らず酸化した脂が多く含まれているカレーライスやチキングラタン、餃子といった食品にも注意が必要です。唐揚げと餃子のためならハゲてもいいとすら思えてきますよね。

炭水化物にも要注意

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ハゲる食事は揚げ物だけではありません。揚げ物と相性抜群の炭水化物もハゲる食事だという声があります。指摘しているのは東京医科歯科大学名誉教授で医学博士の藤田紘一郎さん。

藤田教授曰く、問題は糖にあるといいます。炭水化物は糖質なので摂取することで血糖値が上昇します。高血糖により糖尿病になると、血流が滞るため、毛細血管が多い目や腎臓などが大きなダメージを受けます。

頭皮にも同じことが起き、髪の毛を育てる毛母細胞に血液が行き届かなくなって髪の毛が薄くなるそうです。

藤田教授自身が、炭水化物が大好きで髪の毛が薄くなっていくのを感じていたといいます。そこでまず血糖値を正常レベルに戻すため糖質の多い米飯やラーメン、スイーツを控えたところ血糖値は減少。コレステロール値や中性脂肪の改善に合わせるかのように、抜け毛が減っていったそうです。

食べないのではなく上手に付き合うことが大切

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大切な頭髪のためとはいえ、揚げ物や炭水化物を完全に断ってしまうのは現代社会において難しいでしょう。ポイントは、

摂取し過ぎるな!

という点です。1週間の食事のバランスを考えて、油が多く含まれている料理は週1回にしたり、衣を少なくして油の摂取を控えるなどの工夫が大切です。

好物を食べないことはストレスにつながります。ストレスは抜け毛にとって大敵ですので、栄養バランスを考えて食事を楽しむのが賢いハゲの生き方ですね!

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