先日報じられた『ちびまるこちゃん』知られる漫画家･さくらももこさんの死去。


作中には何人かの薄毛キャラクターが存在しますが、その代表といえばやはりまる子の祖父･友蔵です。以前フジテレビで放送されたドラマ版でその役を演じたモト冬樹氏が、今回の訃報を受け、さくらももこさんの印象についてブログで振り返っています。


モト氏はドラマ版に出演した縁でさくらももこさんに会ったといい、その際、「友蔵じいさんて、本当は嫌なやつだったのよね」と言われ、「ある意味ショックだった」と回想。実はさくらももこさんの祖父嫌いは有名で、エッセイ『もものかんづめ』には祖父が亡くなった際のことがこう綴られています。

祖父は全くろくでもないジジィであった。ズルくてイジワルで怠け者で、嫁イビリはするし、母も私も散々な目に遭った。
さくらももこ『もものかんづめ』より

しかし、そんなショックを受けながらも、モトさんにとってさくらさん自身の印象は「さくら先生は可愛らしい感じの方で、まさにちびまるこちゃんを大きくした感じの女性だった」といいます。

モトさんは作品についても、「まだまだちびまるこちゃんを続けて欲しかった」「本当に残念でたまらない」と述べ、さくらさんに哀悼の意を捧げています。