天安門
世界一人口が多い国・中国にジワジワと押し寄せているの人口減少の波。

人口減少を見越して2015年には一人っ子政策を廃止し、出生率の低下に歯止めをかけようとしています。

そうした中、中国・上海を代表する復旦大学の医学部が精子バンクの運営に正式に乗り出したとニュースが報じ大きな話題となっています。

精子バンクの活用で少子化に歯止め

精子バンク
精子バンクは上海の他の大学で開設されていて、すでに標本も2万人から採取したストックがあるといいます。つまり精子バンクそのものはすでに存在している中で、なぜ復旦大学医学部の精子バンクが話題なのか。

理由は精子を提供する人に課せられた条件

現地の新聞記事の見出しには次のようにあります。
「上海復旦大学が初めて精子バンクの運営に乗り出し、精子を公募。志願者にはハゲは「不要」と記す」
ハゲに精子提供の資格はないのです!

なんて残酷な話だと嘆いたアナタ。さらに残酷な現実が我々を待ち受けていました。精子提供者に課せられた条件はまだあります。こちらも記事をそのままご紹介しましょう。

「明らかな頭髪の抜け落ち、165センチに届かない身長、明らかな肥満体形の者は応募資格がない
デブにもチビにも精子提供の資格がなかった!

人権意識の低い中国、さすがにストレートですが、女性は将来子供がハゲたりチビだったりデブだったりするのは嫌ですもんね。身も蓋もないとはこのことでしょうか。

優れた遺伝子しか残してはいけない

マッチョ
ハゲ、チビ、デブの3拍子揃った男性を排除する精子バンクの公募条件。

ここから中国でもハゲ、チビ、デブの地位が低い事がわかります。 かといって、この3つの条件をクリアしていれば精子を提供できるというわけではありません。

記事によれば「中国国民であり、法律を守っている者で少なくとも上海に1年以上住んでいる実績があること」「親子二代にわたる身分証明書の原本を提出できる者」「家族含めて遺伝性の病気がなく、色弱やB型肝炎などの伝染病の無い者であり健康な者」という条件があります。

こうした厳しい条件をクリアして精子を提供出来る許可が降りた男性は、3〜5日に1度、10回を限度に精子を採取され続けるといいます。最終的にその精子がHIVの検査を受けて問題となれば正式に保存となるそうです。

この時点で提供した人には5000元(約8万5000円)の補助が出るそうですが、より優秀な人類を残していくためには、エリートのDNAを選別する必要があるのでしょう。

22世紀には我々ハゲが「希少種」になるかもしれませんね。

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