クーリングオフ制度を利用したことはありますか?

商品の購入やサービスの契約時に、業者から迫られて締結してしまった契約でも、一定期間内であれば一方的に解除できる制度がクーリングオフです。

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高額な育毛契約に注意

「断りきれず契約しちゃったけど、頭を冷やして考えたら必要ないよね」と思った時に効果を発揮するこの制度。実はハゲ・薄毛情報に敏感なアナタにも知っておいて欲しいことがあります。

例えば、親しくなった美容師さんからカットに加えて、12万円もする6ヶ月の育毛サービスコースに入ることを勧められたとします。
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断りにくいこともあって契約はしたものの、よく考えたら12万円は高いし、自分には必要ないから解約したい。

こういったケースでクーリングオフは適用されるのでしょうか。

正解は・・・

クーリングオフOK!

通常クーリングオフはエステなど一定期間継続してサービスを受ける契約で、契約金額が5万円を超える場合には「特定継続的役務契約」として特定商品取引法で規制されるのでクーリングオフの対象となります。

しかし、育毛サービスは特定継続的役務契約の対象サービスではないため一般的なクーリングオフはできません。

ですが、何事にも抜け道があります。 

まずは業界団体が自主規制で設けているクーリングオフ制度があれば解約できることがあるので要チェック。

そして業界団体の自主規制がなくても解約する方法があります。2017年12月から美容医療サービスの一部が特定継続的役務契約の対象となりました。

細かな条件はあるようですが、育毛に関する契約を半ば無理やり契約させられた場合はクーリングオフで解約できるというわけです。

クーリングオフ以外にも、消費生活センターに相談すれば不当な契約を解除出来るケースがあります。

たとえばこちら。
本件は、25歳の男性の締結したかつらのクレジット契約について、売買契約の際に販売業者から「毛根の組織が死んでいるので自分の毛が生えるということは望めない」と説明され、その旨誤信した結果契約したものであり、売買契約は錯誤無効であるとする消費者の主張を認め、クレジット会社に対する抗弁の対抗を認めて支払請求を棄却した事例である。
かつらの売買契約につき錯誤無効が認められた事例
円形脱毛で相談に行ったところ「毛根の組織が死んでいるので自分の毛が生えるということは望めない」という悪徳な説明を受け、高額な契約を結ばされた事例です。 許せません。
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消費者生活センターはこういった悪徳業者と戦ってくれます。もうひとつ。
毛髪が細くなってきたのが気になり、店舗に出向いた。店員から「気になる部分が確実に治る」と説明されて、育毛サービス165万円を契約し、クレジット(60回払い)で払うことにした。しかし、理髪店に行った時に、理容師に「髪は太くならない」と言われた。このまま長く続けるとお金がかかりそうなので解約したいと思った。24回(1ヶ月に2回ずつの1年間)施術を行うことになっていたが、そのうち2回だけサービスを受けた後に解約を申し出ると、育毛サービスやヘアケアサービスの料金の25%に当たる30万円を解約金として支払うように言われた。解約金が高額である。 「髪の毛の気になる部分が治る」と勧誘された育毛サービス
消費生活センターが業者と交渉した結果、髪の毛を植え付けたシートの使用分に対する25%と施術分の料金の合計約19万円の解約料で契約を解除できました。21万円安くなっています。
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一般人が法律の専門的な知識を理解して活用するのはなかなか難しいと思うので、今回の話に思い当たるところがある方は、ぜひお近くの国民生活センターに相談してみてください。

そんなに簡単に髪が生えたら、世の中からハゲがいなくなってますから!!

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