髪が薄いことにより、若いうちから「ハゲ」などのニックネームで呼ばれていた読者の皆様もいるかと思いますが、中には珍しい「名字」のために、「ハゲ」と呼ばれる事になってしまった一族がいるとか…。

「現代ビジネス」では、そんな気のどくな人たちを含む「珍しい名字」を持つ人たちを特集。その中で、「禿」と書いて「かむろ」と読む名字を持っている人たちに取材を敢行しています。ま、どう考えても知らない人は「ハゲ」と呼んでしまいますよね。

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「禿」が苗字の男性は子どものころに「ハゲ!ハゲ!」とからかわれ、周囲と喧嘩になったエピソードを披露。

「そんな失礼なことを言うのは本当に一部のイジメっ子だけでしたけど、アイツらの顔は一生忘れませんよ!!」

と話しています。

大人になっても別の苦労があるようで、

「役所などで名前を伝えるとき『かむろ』では通じないと思い、仕方なく『ハゲと書いてかむろと読みます』と言うんです…。」

と語っています。しかも「禿」という漢字自体を普段使わないため、相手も書けない場合が多く、カタカナで「カムロ」と書いてもらうこともあるとか。

この特集では、実際にこの男性が「薄毛」かどうかまでは触れていないですが、もしどこかに「薄毛」の「禿」さんがいたとしたら、地獄ですね…。

職場で電話に出るたびに「ハゲと書いてかむろと読みます」と強制自虐プレイになることは請け合い。同じ職場にいる人たちも笑いを堪えるのに必死になっていることでしょう。不憫すぎる…(泣)。
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「禿(カムロ)」があちこちで混乱生む

そんな罪深い「禿(カムロ)」という言葉は、前髪の末を切りそろえ、後髪も結わずにそろえて垂らす髪型や、その髪型をした子どものことを指す言葉。「平家物語」にも登場しており、禿の頭髪の童子を平安京内に放ち、平氏に対する批判や、謀議の情報などを集めて密告させていたというエピソードも。

江戸時代には、吉原などの遊所で、大夫、天神など上級の遊女に仕え将来遊女となるための修業をしていた少女を指していたとか。

ちなみに浅田次郎の『輪違屋糸里』にも遊所で働く「禿(カムロ)」が登場しており、
「禿(カムロ)の泣き声で…」
「禿(カムロ)の小さな足音が…」
「禿(カムロ)は泣くばかりで・・・」
と書かれているのですが、多くの読者が「カムロ」と読めず、
「ハゲの泣き声で…」
「ハゲの小さな足音が…」
「ハゲは泣くばかりで…」

と読んでしまう人が続出している模様。

読み方一つでここまで印象が変わるのか…。情緒もクソもありません。

「禿」以外にも不憫な名字が…

さて、現代ビジネスの特集の話に戻りますが、なんでも「禿さん」以外にも不憫な名字の人がいるとか。

中には「浮気」さんと書いて、「ふけ」と読む名字を読む人も。

「病院で順番を待っている時に看護師さんから大きな声で『うわきさーん』って呼ばれたことは何回もありますね」

と話していますが、ここ最近の「不倫ブーム」の中、この名字は罰ゲーム以外の何物でもありません。

みなさん、ご愁傷さまです!

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