忘年会シーズン真っ盛りですが、居酒屋の定番メニューと言えば焼き鳥。

安くてヘルシーで美味しいと三拍子そろった焼き鳥ですが、そんな焼鳥の中に我々にとって要注意なメニューが1つあります。

安くてヘルシーで美味しいと三拍子そろった焼き鳥ですが、そんな焼鳥の中に我々にとって要注意なメニューが1つあります。
それは・・・
鶏レバー!

2017年11月8日に放送されたテレビ東京の「ソレダメ」。
30〜49歳のビタミンAの1日の摂取量は900マイクログラムぐらいが適量ですが、鶏レバーは1串食べただけで4200マイクログラムになるといいます。
鶏レバーを1串食べただけで約4.5日分のビタミンAを摂取できるというのもすごい話ですが、その反面、ビタミンA過剰症という症状を起こす可能性があるとのこと。
鶏レバーの過剰摂取を続けると食欲不振、嘔吐、頭痛といった症状に加えて毛も抜けるといいます。
鶏レバーの過剰摂取を続けると食欲不振、嘔吐、頭痛といった症状に加えて毛も抜けるといいます。

ビタミンAはカラダの発育を促したり、肌の健康を維持したり、のどや鼻の粘膜に働いて細菌から体を守ったりと人間にとって必要な栄養素であることには変わりないのですが、取り過ぎはよくないという話です。
過剰摂取が抜け毛につながるビタミンAは鶏レバーの他にも、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、卵、人参などの緑黄色野菜にも多く含まれていて、その中でも緑黄色野菜から摂るビタミンAが最も多いという話もあります。

しかし、ビタミンAは過剰摂取もよくないですが摂取不足も体によくありません。ビタミンAが不足すると、暗いところで目が見えなくなる欠乏症、通称「とり目」が起こるとも言われています。
日本ではほとんどみられない症状ですが、発展途上国では子供たちが失明するケースもあるそうです。
でもそれより我々が怖いのはビタミンAの過剰摂取による・・・
抜け毛!
だけど居酒屋に行ったら鶏レバーを食べたい!忘年会で鶏レバーを注文したい!
と思ったアナタ、安心してください。あくまでも食べ過ぎ、ビタミンAの摂り過ぎが問題なので、適度に食べる分には問題なさそうです。
みなさんも今年の忘年会、焼き鳥を食べる時にはビタミンAの摂取量を意識しながら鶏レバーを味わいましょうね。