薄毛の我々にとって忘れられないプロ野球選手といえば…日本ハムファイターズなどの球団で活躍した森本稀哲さん。
森本稀哲1
帝京高校で朝から晩まで野球に明け暮れ、1999年に日本ハムファイターズに入団。

その後、ケガやスランプに苦しみつつも、ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞3回、日本シリーズ優秀選手賞1回、オールスター優秀選手賞2回など数々の賞を獲得しています。

このように華やかな経歴を持つ稀哲さん、一度見たら忘れない頭皮と溢れるほどのサービス精神で今も多くの人の記憶に残っています。
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このようなホームラン級のパフォーマンスで現役時代に多くのファンから愛された稀哲さんですが、よく考えてみたらどうしてこんなにツルツルなのか知りませんでした。

調べてみたところ、小1の時に原因不明の汎発性円形脱毛症で髪の毛を失い、内向的で人の視線を気にする少年時代を過ごしたそうです。時には上級生から10円ハゲを遥かに超えた「1000万ハゲ!」と心無い言葉を浴びることもあったと話し、言い返すことができず悔しい思いをしたこともあったとか。

それだけではありません。高校生になってもあそこの毛が生えてこなかったというエピソードも…。

あれだけ明るいキャラクターの裏にそんな過去があったなんて知りませんでした。

稀哲さんが書いた著書「気にしない。」には、そんな少年時代の告白が綴られていますが、その中にハゲルヤ読者の皆様が心に刻んで欲しいこんな一文がありました。
「『この病気ツラい』と思い込んで心にブレーキをかけ、治るのを妨げていたのは僕自身だったんです。髪の毛のことを気にしなくなったら、肩の荷がストンと下りました」
病気とはいえ、髪の毛を失うのは決して明るい話ではないはずですが、そんな内向的だった自分を変えたのは小学4年生の時に始めた野球だったと言います。
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野球にのめり込み、結果を出すことで稀哲さんを「ハゲ」などと笑う人はいなくなり、ハゲをコンプレックスに感じることは無くなったそうです。

ハゲというコンプレックスを克服した稀哲さんですが、思考がポジティブに変わったことで彼の頭皮にある変化が起きました。

髪の毛が生えてきたのです。

このことを稀哲さんは、「ハゲているのはイヤだという思い込みが治るのを妨げていたのかもしれない」と振り返ります。
「一番の障害は、自分自身が障害だと思うこと。もうだめだ、もう進めないと思うマイナス思考こそ障害。大切なのは、自分の気持ちです」

「笑うやつには笑わせておけばいい。時間がかかるかもしれないけれど、頑張っていれば『たいしたことなかった』と思える日がきっと来ます。そもそも、いいことばかりじゃあ、そんな人生、面白くないでしょ
https://dot.asahi.com/aera/2017101300058.html
全薄毛が見習いたい森本稀哲さんの考え方。

詳しく知りたい方は、ダイヤモンド社から発売中の森本稀哲さんの著書「気にしない。――どんな逆境にも負けない心を強くする習慣」をご覧ください。


明るいのは頭だけじゃなく、心もポジティブに生きていきたいですね。

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