頭皮が寂しくなってくると、どうしてもカツラや帽子で「隠す」、植毛や育毛で「増やす」ことばかりに気がいってしまいがちですが、そんな我々に大阪から心強い味方が登場。

昨年8月に設立された「カルヴォ」という企業で、ハゲ・薄毛に悩む男性に対して、「隠す・増やす」以外の第3の選択肢として「魅せる」ことを提案しています。
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ハゲのトータルコーディネイトを提案

具体的には、オンラインで現在の髪形や薄毛の進行状況、ファッションなどをカウンセラーが確認。その後、「魅せ方」について具体的なイメージを共有し、仕事上の制約などを踏まえ、理想的な髪形や眉毛の形、ファッションも合わせて示してくれるとのこと。

アドバイザーには、社会心理学に詳しい学者や人気セレクトショップのカリスマ店員も加わる見込みだとか。

「魅せる」写真も撮ってくれるそうで、「魅せる」という第3の選択肢によっての自信につなげ、「コンプレックスを肯定できる社会を目指す」といいます。
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そもそも、企業名の「カルヴォ」とはイタリア語・ スペイン語で「ハゲ・薄毛」という意味の超どストレートなネーミング。

同社の松本社長は「なぜ欧米ではカッコいい・クールだ・男らしいと思われるハゲ・薄毛が日本では忌み嫌われる対象なのか」との疑問を以前から持っており、「イタリア・スペインでハゲ・薄手の男性が堂々と街を闊歩しているように、日本にも同様の文化を根付かせたいという想いで社名をつけた」と明かしています。

ハゲというだけである意味“市民権”を奪われていた我々に光が射すような、壮大な夢ですね!

「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」
といったところでしょうか。

すでに昨年11月に「カジュアル」と「フォーマル」の2つのテーマでコーディネイトされた5人の薄毛の“モデル”による撮影会も行われており、その映像がこちら。

5人は会社経営者やサラリーマンだそうで、同社のサービスを受けて華麗に変身。みなさん、まるで欧米人のごとく自信に満ち溢れている様子が伺えます!ビートルズはハゲてないけどな!
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産経新聞によると、 参加者も「自信になった」「髪形を気にして写真に撮られることを避けてきたが、今日は快感だった」と話していたといい、松本社長も事業への手応えを感じたそう。

松本社長も30歳ごろから薄毛に悩み、「財布も根性も続かず、疲れ果ててしまった」ことから、コンプレックスに寄り添いながら肯定するこのサービス誕生に繋がったとか。

一般向けのサービスは、大型連休の前後をめどにスタートする予定とのこと。早いところ、ハゲに優しい社会になってほしいものですね。期待しています!

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