日本が誇る化粧品メーカー「資生堂」が、再生医療の技術を使って、薄くなった髪の毛をよみがえらせる臨床研究を年内に始めると報じられています。
毛髪の再生へ臨床研究 資生堂、脱毛部に細胞を移植-朝日新聞
 医療機関で、患者の後頭部から毛がある頭皮を直径5ミリ前後の円形に切り取り、専門施設で、髪の成長に重要な細胞を取り出して培養して人工的に増やす。その細胞を脱毛部分に移植すれば、毛髪を支える組織が元気になり、髪がよみがえる仕組みだという。
2018年の実用化を目指しており、上手く行けばあと2年でハゲを治す技術が誕生するかもしれません。

これはノーベル賞受賞の山中教授が開発したiPS細胞により到来した、再生医療革命。自分の細胞を使っての増毛のため、植毛よりもカラダへの負担が少なく、安全面でも期待されています。

細胞を培養して注射するだけのため、最小限の研修でどんな医師でも同水準の施術が可能となります。直径5ミリメートル程度の部分に健康な毛髪が残っていれば、増やすことができるそう。

我々が日頃お世話になっているAGA治療薬「プロペシア」は、悪玉男性ホルモンを抑える薬のため、女性や子供が使うことはできませんでしたが、再生技術なら万人に使用可能。

週刊ポストによると、資生堂が薄毛治療に本腰を入れるのは、化粧品市場の縮小が影響しているためで、 1300万人ともされるハゲに悩む中高年男性を「成長分野」としてターゲットにしたとか。

ちくしょう。完全に我々の財布を狙っていやがる。だがしかし、生えるなら払おうじゃないか!

資生堂にはスカルプケアブランドの「アデノゲン」があり、シャンプーやコンディショナー、育毛剤なんかも発売されています。
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 あと2年、再生可能な毛根を守りつつ、研究の成果を首を長くして待つことにしましょう。

上手く行けば、東京オリンピックに間に合うんでないかい!?

 

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