世の中いろいろな都市伝説がありますが、とりわけ薄毛・ハゲ分野に関しては昔から数々のウワサがささやかれています。いくつか代表的なものを取り上げて実際のところどうなんだっけ?と考えてみたいと思います。

こういうのはお医者さんに聞くと、みなさんとても丁寧に答えていただけます。

海藻を食べるとハゲない?

たとえばワカメをたくさん食べると髪の毛が生えるなんて言われますが、これはどうなんでしょうか。結局のところ裏付けとなる調査は現在のところないそうです。

ただし海藻類に多く含まれるミネラル分はメラニン色素に影響を与えるので、髪の毛の色には関わりがあると言えそう。低カロリーでかつ栄養分が豊富なので進んで摂るべき食材ではあります。

髪が増えるかといったらそことは関係ないようです。過度な期待はしないようにしたいですね……。

帽子をかぶるとハゲる?


あと帽子をかぶってる人はハゲやすいなんてこともよく言われます。まあこれは帽子を長時間かぶりっぱなしだと、頭皮が蒸れて、皮脂が毛穴を塞いでしまうというのはありますよね。頭皮が炎症を起こしたりして傷んでしまうこともあります。

でも帽子のいいところとしては紫外線を防ぐというのがあります。紫外線は頭皮にとって大敵です。これをしっかり防げる帽子はとても大事な役割を果たします。なので一長一短ともいえますが、紫外線カットには日傘も有効です。

帽子は確かにネガティブ要素もあるので、できることなら日傘に置き換えてみるといいのではないでしょうか。

白髪の人はハゲない?

「白髪の人はハゲない」も聞いたことがありますが、これはウソですよね。白髪はメラニン色素を作る機能が低下した結果、髪の色が薄くなるということです。一方で薄毛は皮膚や毛根の問題なので、実はこの2つはまったく関係ない話なのです。

白髪になってから毛が抜ける人もいれば、黒いまま抜ける人もいます。ただおじいちゃんで髪の毛が残っている人はだいたい白髪になっているので、白髪=髪が残っているというイメージがついているだけだ、という結論に。

ハゲは遺伝で決まっている?

父親がハゲているから俺もダメだ…。母方の祖父がツルツルだからもう諦めた。という人もいますが、これもじつはあまり関係ないそうです。いや、ちょっとは関係あるけど、薄毛に関する研究が進んだ現在では、それなりに対応策があるので、それほど気にする必要はない、とほとんどの医者は言っています。

生活習慣を見直す、シャンプーの方法を改善する、頭皮をしっかりケアするなどを行うことで、遺伝的要素よりもよっぽどインパクトのある予防が可能になってきます。


というわけで、海藻は期待半分でちゃんと食べて、帽子よりも日傘を愛用して、白髪のことは忘れて、ちゃんとした生活習慣で暮らしましょうということですね。

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